ご家族おそろいで、よい正月をお迎えになりましたか。
昨年の正月を振り返ると、ガソリンの価格が毎日値上がりし、一体どこまで上がるのかと心配な幕開けでした。
原油の高騰に引きずられるように、食料品やえさ、その他の資源の価格も値上がりし、資源不足到来の心配をしました。
しかし、8月には一転して、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融問題が、あっという間に世界に広がりました。そして、自動車を中心とした消費が冷えこみ、今年は、世界同時不況という言葉に表現される、大変厳しい年明けとなりました。
私たちの身の回りでも、その不況の影響は色々なところに出ており、一日も早く世界各国が力を合わせて、経済回復への方策を生み出していただきたいと心から願っている新年です。
一方、昨年の東浦町は、町制60周年を迎え、大変有意義な年でした。色々な行事に大勢のみなさんにご参加いただき、厚く御礼申し上げます。
また、4月には、市制準備室を設け、市制の準備に入りました。広報では、10月1日号から5回シリーズで、「みんなで考えよう 市制」というテーマで、市制に関する情報を載せました。併せて、第5次東浦町総合計画の策定に入っており、10月には、住民の方々への意識調査を実施しました。その集計・分析結果は、逐次広報等で報告していきます。
このように、将来を見据えた市制準備への具体的な行動、そして総合計画策定の作業、この二大作業は、これからの東浦町の将来に向けてのまちづくりの大きな指針となっていきます。
そして、今年の東浦町は、人口5万人達成の市制施行への具体的な第一歩を踏み出すことになります。そこで、大勢の住民のみなさんに、積極的にご参加いただき、みんなで将来の東浦のまちづくりを考えていきたい、そういう年にしたいと思っています。
この1年、大きな災害もなく、みなさまおひとりおひとりが、健康で希望の持てるいい年でありますよう心から祈念して、新年のごあいさつといたします。
東浦町長 井村徳光 (平成21年1月1日)
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