2011年7月2日土曜日

平成22年第2回東浦町議会定例会開会あいさつ

 4月20日に宮崎県都農町で確認された口蹄疫は、その後も感染の範囲を広げ、牛や豚の殺処分の対象は、17万頭を超えるとの報道がされるとともに、被害は畜産農家だけにとどまらず、観光や小売り、外食産業などにもおよび始めたとの状況が伝えられています。

 被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い事態の収束と復興を心からお祈りを申し上げます。

 さて、本年3月1日に、東浦町が「平和市長会議」に加盟しましたことをご報告します。

 本町は、平成7年10月19日に東浦町非核・平和宣言を行い、様々な啓発活動を行うなど平和への取り組みを積極的に実施し、住民の平和意識の向上に努めてきました。

 「平和市長会議」は、世界の都市が国境を越えて連帯し、核兵器廃絶への道を切り拓こうという趣旨に賛同する世界各国の都市で構成された団体で、本町の非核・平和宣言の趣旨に沿うものであり、今後、加盟都市とともに、核兵器のない平和な世界の実現に向けて、より一層の平和行政に取り組んでいきます。

 また、第5次東浦町総合計画の策定作業の状況については、名城大学の昇秀樹教授を始めとする25名の方に、東浦町総合計画審議会委員に就任していただきました。これまでに3回の審議会を開催し、熱心にご審議いただいています。11月までに6回の審議会を開催し、総合計画についての答申を得たいと考えています。

 また、今月12日、土曜日の午後1時30分から、文化センターにて、「総合計画住民説明会」を開催し、住民の皆さんのご意見を頂くこととしてします。
説明会の最初には、「21世紀のまちづくり」をテーマに総合計画審議会の昇会長にご講演いただく予定ですので、皆さんもぜひご参加ください。


東浦町長 井村徳光 (平成22年6月3日)

町長メッセージ バックナンバー平成22年6月3日より

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