2011年7月2日土曜日

平成22年第3回東浦町議会定例会閉会あいさつ(抜粋)

 9月14日、民主党代表選挙が行われ、菅代表が再選されました。
菅代表が掲げる主要政策では、経済対策として「医療、介護、環境分野における新規雇用の創出」、社会保障制度改革の中から「消費税を含む税制改革の議論」、平成21年衆議院総選挙の「マニフェストの見直し」、などが挙げられていますが、これらは市町村行政に大きな影響を与えるものです。

 また、円高の影響により、これまで景気を牽引してきた自動車や家電関連企業などの輸出産業の勢いが衰え、今年度後半から来年度にかけては、景気が再び悪化に転じるとの予測もあります。

 今後の経済政策に期待するところではありますが、その具体的な内容はいまだ不透明であり、大変危惧しています。

 
 さて、10月21日・22日の2日間は、あいち健康プラザにて、「第11回介護保険推進全国サミットinひがしうら」を開催します。
「介護保険制度改正に向けて」をメインテーマに、地域包括ケアシステムでつくる健康長寿社会の実現を目指します。

 第1日目は、長寿医療研究センター総長の大島伸一氏の基調講演と3つの分科会を開催します。
 
 第2日目は、NPO法人地域ケア政策ネットワーク代表理事の大森彌東京大学名誉教授をコーディネーターにお迎えし、パネルディスカッションを行います。さらに、NPO法人夢の湖舎の藤原茂理事長による特別講演も予定しています。

 今回のサミットでは、介護保険制度改正に向け、認知症、介護予防、地域包括ケアの構築の諸問題について、全国の保健・医療・福祉関係者と意見交換をするとともに、東浦町の取り組み等を全国に発信したいと考えていますので、皆さんもぜひご参加ください。

 このたび、本町の住民に対する「健康意識の向上及び、健康づくりの環境整備」と「疾病の早期発見・予防や健康の保持増進が図れるよう工夫した町づくりの推進」などの施策が評価され、第62回「保健文化賞」を厚生労働大臣から受賞することとなりましたので、ご報告します。


東浦町長 井村徳光 (平成22年9月17日)

町長メッセージ バックナンバー平成22年9月17日より

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