2011年7月2日土曜日

平成20年 新年あいさつ

 新年明けましておめでとうございます。
 
 今年も、ご家族お揃いで健康に過ごすことができ、社会にとっても、災害のない平和で安心な生活のできる年にしたいものですね。
 それに対して他人頼みだけでなく、自分がその為にどんな小さなことでも役割が担える心構えや行動をとりたいと思います。
 
 私は昨年8月の町長選挙で、引き続き町長を務めることになりました。長期の名に恥じないよう、一生懸命町民の皆さんが自慢できるようなまちづくりに励みたいと思います。
 
 昨年12月1日現在の東浦町の総人口は、49,390人です。市制に必要な5万人に手が届くまでに発展しました。平成22年10月1日の国勢調査で5万人を突破し、平成23年の東浦市誕生を目標に、その基盤作りに重点をおいて行きたいと思います。

 日本全体が人口減少時代に入ってきている中での人口増加施策は、厳しいものがありますが、幸いにも昨年、石浜地区に大規模な工業用地がまとまり、造成工事に着手しました。平成22年には進出企業に売渡しできると思います。
 
 また、東浦インター近くに、新しく航空機関連企業の進出が決まり、昨年11月に工事に着手しました。
 
 住宅地も生路地区と緒川相生地区で合わせて160区画を超える宅地建売分譲が始まり、新たに石浜地区に400区画の住宅団地の建設が、昨年暮れに着工され、いずれも市制誕生への大きな原動力になると思います。
 
 発展の土台となる都市基盤整備事業も、多面にわたって進行中であり、新たに藤江地区に防災機能を備えた都市公園の建設にも着手しました。
本町が特に力を注いでいる子育て支援事業も保育園制度の保育料も含めた見直しを行ない、きめ細かな支援事業を進めて行きたいと思います。そして、三ヵ年計画で総合的子育て支援センターを建設し、子育て支援の拠点をつくる計画を今年中に立てたいと思っています。
 
 医療制度は、健康検診を含めて国の政策が大きく変わろうとしていますが、本町が先進的に築いてきた健康保険事業を土台に、新しい制度への柔軟な対応をしていきます。
 
 これからは、行政と地域住民の皆さんの協働による地域力が、まちづくりの要になります。地域のコミュニティー活動を中心にみんなで力を合わせて、自慢のできるいいまちをつくっていこうではありませんか。

 
 皆さまのご健康とご多幸をお祈りし、新年のあいさつといたします。



東浦町長 井村徳光  (平成20年1月1日)

町長メッセージ バックナンバー(2008年1月1日)より

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