2011年7月2日土曜日

 明治39年、森岡、緒川、石浜、生路、藤江の五か村の合併で東浦村が生して、今年でちょうど100年を迎えました。100年前の東浦村の人口は9,274人、昨年10月の国勢調査の人口は48,044人で、町の人口は5.2倍に増えました。この100年に日本の人口は約2.6倍、愛知県人口は約4倍ですから、100年間の町の発展振りがうかがえます。
しかし、ついに日本は人口減少時代に入りました。これからの10年ほどの間に、県内でも市町村の人口の増減の格差は、想像以上に大きなものになると思います。
 将来を見据え、基礎的自治体の自立の基盤作りに知多北部4市町による中核市の実現をめざしましたが、1市の合意が得られず残念ながら合併構想は白紙になりました。
 そこで当面、単独市制を視野に入れた東浦町の独自路線を目指して、6月に職員による6つのプロジェクトチームを立ち上げ、新たなまちづくりに取り組むことにしました。
  • 6つのプロジェクト
    1. 職員の育成                 (総務部)
    2. 地区と行政のあり方            (企画財政部)
    3. 子育て支援                 (民生部)
    4. 住宅と工業用地の新たな取り組み   (環境経済部)
    5. 新たな都市計画              (建設部・水道部)
    6. クラブ活動とアフタースクール      (教育委員会)

人口減少時代への対応の第一歩です。


東浦町長 井村徳光  (2006年7月20日)

町長メッセージ バックナンバー(2006年7月20日)より

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