明けましておめでとうございます。
新しい年が、誰もが健康で、希望に満ちた明るい年でありますように、心からご祈念を申し上げます。
日本の社会は、わずか1年半の間に、大きく深刻な問題を抱えてしまいました。
国民の不安や不満が、昨年8月の衆議院議員総選挙での政権交代を生み出したと思います。しかしながら、景気の回復、雇用の増大、格差の是正など、新しい道筋はまだ見えてはきません。
この社会状況の中で、急に仕事を失った方、収入を大きく減らした方々のために、東浦町は今何をしなければならないか、真剣に考えました。
そこで、東浦町では、子育て応援日本一のまちを目指すこととし、保育園保育料の保護者負担の軽減、小中学校の学年費などの支払いが困難な家庭への支援の拡大に取り組みました。また、子どもたちの医療費についても、負担軽減の支援を拡大しました。
次に、新しい年の大きな4事業についてご紹介します。
1点目は、10月1日の国勢調査で、東浦町の人口5万人を達成し、東浦市を誕生させることです。
2点目は、平成23年から向こう10年間の東浦町の道しるべとも言うべき、第5次東浦町総合計画を立てることです。もう既に、大勢の皆さんにご参加をいただき、まちづくり計画委員会の開催を重ねてきました。いよいよ次は、総合計画審議会で、その原案をご検討いただく予定です。
3点目は、これからの東浦町の子育ての拠点として、石浜の県営東浦住宅西側に、総合子育て支援センターを建設することです。さらに、石浜西小学校をエリアとする児童館、児童クラブも併設します。
4点目は、第11回目を数えます介護保険推進全国サミットを、10月21日、22日に東浦町で開催します。
役場1階ロビーに展示してあります大きな杖は、「転ばぬ先の杖」と言われており、毎年行われますサミット会場を順次バトンタッチされています。東浦町もこの杖をしっかりと受けとめ、これからの介護保険制度がさらに充実するよう努めます。
会場は、あいち健康プラザで開催しますので、ぜひみなさんもおでかけください。
まだまだ厳しい経済状況が続きますが、職員は一丸となって、まちづくりにがんばってまいります。
みなさまの温かいご支援ご理解をいただきますようお願いいたしまして、新年のごあいさつといたします。
東浦町長 井村徳光 (平成22年1月1日)
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